歯ぎしりとは、睡眠中に歯をこすり合わせることや咬みしめや食いしばりなど歯や顎に負担をかけることをいいます。
別名｢ブラキシズム（口腔内悪習慣）｣と呼ばれています。
歯ぎしりの原因はまだ明確になっていませんが｢ストレス｣や｢歯の咬み合わせの悪さ｣が要因と考えられています。
睡眠中、無意識に歯ぎしりや食いしばることでストレスを解消していると考えられています。

• 歯ぐきや歯周組織にも影響するため、歯周病、歯肉炎、歯槽膿漏といった症状が現れやすくなる
• 顎関節にかかる負担が大きくなるため顎関節症の原因になることがある
• 詰め物やかぶせ物が欠ける、割れる
• 歯がすり減ってしまい全体の咬み合わせが悪くなる
• 歯が動くことにより歯並びが変わる
• 歯がすり減ることにより、しみたり痛みが出ることがある
• 咬合高径が低くなり顎関節症の原因になることがある

マウスピースを装着することで、上下の歯が直接当たらなくなり歯のすり減りを防ぐことができます。
詰め物やかぶせ物の破折防止にもつながります。
また、顎関節症の改善や筋肉の緊張が解消され歯ぎしりによる歯や身体への負担が軽減されます。

歯ぎしり予防のマウスピースは上の歯に装着することが多いです。
上の歯の型取りをしてから約２週間前後でお渡しできます。
費用：保険診療３割負担の場合で約3,000円強かかります。

歯ぎしりや食いしばりでお悩みの方は是非ご検討ください。