インプラント
インプラントとは?
失ってしまった歯の治療の選択肢は3つあります。
入れ歯かブリッジかインプラントです。
入れ歯とブリッジは保険適用ですが、インプラントは保険適用外なので他の2つと比べると高額です。
しかし一番自分の歯に近い感覚で噛めると言われています。
インプラントとは、失ってしまった歯の変わりに顎の骨にネジを埋め込み、それを土台に人工歯の被せものを取り付ける治療のことです。
インプラントのメリットとデメリット
- インプラントのメリット
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- 自分の歯に近い
- しっかり噛める
- 他の歯に負担がかからない
- 周りの歯を傷つけない
- 見た目がキレイ
- 虫歯にならない
- インプラントのデメリット
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- 保険適用外の為高額(¥385,000(税込)~)
- 治療期間が長い
- 骨の状態によっては治療が受けられない
サージカルガイドについて
当院では、安心安全に治療を行うため全てのインプラント治療でサージカルガイドを作製しています。
サージカルガイドとは、インプラントを正確な位置に埋め込む為のマウスピース型の装置のことです。
サージカルガイドを使用することによって様々なメリットが上げられます。
サージカルガイドとは、インプラントを正確な位置に埋め込む為のマウスピース型の装置のことです。
サージカルガイドを使用することによって様々なメリットが上げられます。
- 正確な治療ができる
- 神経や血管などを傷つけるリスクを減らせる
- 歯ぐきの切開が最小限で済む(症例によっては歯肉を剥離することもあります。)
- 手術時間の短縮
- 細菌感染のリスクを減らせる
- 術後の腫れや痛みの軽減
インプラント治療の流れ
①検査、CT撮影
②治療計画説明
③サージカルガイドの型取り
④サージカルガイドの試適
⑤インプラントの埋め込み手術
⑥消毒と抜糸
⑦経過観察
⑧ヒーリングキャップの取り付け
⑨被せもの作製
⑩メンテナンス
- 歯科用CTにより顎の骨の3D画像を取得します。
- 3D画像を元に、顎の骨や神経などの状態を様々な方向から確認し、インプラント治療が可能かどうかを診断します。
- 最終的に取り付ける人工の歯の位置を割り出し、インプラントを埋め込む最適な位置を決めます。
- インプラント治療をより安全に行うため、サージカルガイドを作製します。
- 出来上がったサージカルガイドがきちんと口腔内に装着できるか確認します。
- 局所麻酔をし顎の骨にインプラントを埋め込みます。
- できれば次の日に消毒に来ていただきます。
- 術後1~2週間前後で抜糸をします。
- インプラントがしっかり骨と結合し安定するまで1~2ヶ月おきに経過をみます。
- 大体3ヶ月~6ヶ月間かかります。
- ヒーリングキャップとはインプラントの上に装着させるキャップのことです。
- 歯ぐきの状態が良くなるまで1~2週間待ちます。
- インプラント周囲の歯ぐきの状態が良くなったら被せものを作製します。
- 型取りから約10日~2週間で完成、装着できます。
- 3~4ヶ月に1度メンテナンスに来ていただきます。
- インプラントを長持ちさせるためには、定期的なクリーニングで歯周病を予防することが重要です。
【Q&A】インプラントよくある質問
- Q.インプラント治療ができない場合はありますか?
-
A.全身疾患の状態や骨の状態によってはインプラント治療が難しい場合があります。
治療の前にCTを撮影しインプラント治療が可能かどうかを診断します。
- Q.インプラントの治療費はいくらかかるのですか?
- A.¥385,000(税込)~¥495,000(税込)となります。
- Q.インプラントは何年ぐらい、どのくらいもつのですか?
- A.定期的にメンテナンスに来ていただければ長くもちます。
- Q.インプラント治療中は歯がないままになってしまいますか?
- A.スペース確保の為、入れ歯を作製する場合もあります。
- Q.インプラントの手術の際、入院が必要ですか?
- A.当院で行うインプラント手術は入院の必要はありません。
- Q.インプラントの手術は痛いのですか?
-
A.麻酔をしっかり効かせてから始めるので手術中のお痛みは無い場合がほとんどです。
万が一お痛みがある場合は麻酔を追加するのでご安心下さい。
- Q.インプラントの手術直後食事などどのように生活すればよいですか?
-
A.麻酔をしっかり効かせているので、術後3時間くらいはほっぺたを噛んでしまったり火傷などの恐れがありますので、
麻酔が切れてからの食事を推奨しております。また、当日の飲酒はお控え下さい。
香辛料の強い食事や極端に熱かったり冷たかったりする食べ物や飲み物も刺激となって腫れや痛み、出血の原因になりますのでお控えください。
2~3日は固い物や刺激の強い物は避け、なるべく軟らかい物を手術した歯の反対側の歯で噛むようにしてください。
- Q.インプラント治療で既存の歯に影響がありますか?
- A.インプラント治療では周りの歯に負担をかけず治療が出来るというメリットがあります。
- Q.インプラントの治療に年齢は問題になりますか?
-
A.当院では成長が止まった20歳以上~インプラント治療をお受けしています。
年齢の上限はありませんが全身疾患の状態や骨の状態によってはインプラント手術が難しい場合もあるので一度ご相談下さい。
- Q.全ての歯が残っていない場合でもインプラント治療できますか?
- A.出来る場合もありますがまずはCTを撮影しインプラント治療が可能かどうかを診断します。
- Q.インプラントだと周りの人が気づきますか?
-
A.インプラントは審美性に優れていて、入れ歯のような金具もありません。
最終的に被せる歯の色も前後の歯に合わせて作製するので、見た目は自分の歯とほとんど違いがないといわれています。
- Q.インプラントと入れ歯(義歯)の違いは何ですか?
-
A.入れ歯は取り外し可能ですがインプラントは骨の中にネジを固定するので取り外せません。
固定することで安定して物を噛むことができます。
入れ歯、ブリッジ、インプラントの違いについてはこちらをご覧ください。
歯が抜けてしまったら…