【解説】抗生物質を飲むと眠くなる?抜歯後に強い「眠気・だるさ」を感じる意外な理由【学芸大学の歯科医院】
先日、当院で抜歯を行なった患者さんから「処方された抗生物質(ケフラール)とロキソニンを飲んだら、すごく眠くなった」というご相談をいただきました。
「薬の副作用かな?」と思って気になったので調べてみたのですが……結論から言うと、ケフラール(抗生物質)にもロキソニン(鎮痛剤)にも、直接的に眠気を引き起こす成分は入っていないようです🙂
では、なぜ抜歯後に薬を飲むと強い眠気やだるさを感じるのでしょうか?
実は、薬のせいではなく「お体の防御反応(エネルギー消費)」が原因なんですね。
抜歯をした後の傷口では、お体が細菌に感染しないよう、免疫細胞たちが必死に細菌と戦っています。
その戦いに膨大なエネルギーが消費されるため、全身に疲労感が出たり、回復のために体が眠気やだるさを引き起こして休ませようとするみたいです。
理由が分かると非常に納得ですよね!
薬自体に眠くなる成分は入っていませんが、抜歯後のお体は想像以上にエネルギーを使って疲弊しています。
思わぬ強い眠気や集中力の低下に襲われる可能性もありますので、抜歯当日の車の運転や危険な作業は控え、ご自宅で無理せず安静にして過ごすことを強くおすすめします。
「抜歯後にこんな症状が出たけど大丈夫かな?」など、気になることがあれば遠慮なく当院までご相談くださいね!
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井上歯科クリニック 学芸大学
院長 嶋本誠



